潤色
人前で
こんなに涙したのは
何年ぶりかしら、、、
大粒の涙がポロリポロリ
止まらないのは。
嗚呼
あなたが私を苦しめる
まるごとの君が。
そう、そこのあなた。
まるごとのあなたを信じた私が愚かだったわ。
だって普段は私にとても甘いから。
とろけるような甘さを待ちわびていたのに、、
大きく口を開けて
まるごとのあなたを含んだ瞬間
それはまるで火山が噴火したようだった。
周りの人に気づかれまいと
一生懸命笑顔でいようと努めたけれど
こぼれ落ちる涙の洪水に
もうどうすることもできなかったわ 。
嗚呼
おにおん
おにおん
鬼おん、、、
*潤色(うるみいろ)...深く渋い青
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