先日、”リンゴ摘みに行こう!”と Eeva から連絡がありました。”リンゴ摘み??" なんだか想像がいまいち湧かなかったのですが楽しそうなので行ってみることにしました。ヘルシンキから車で15分くらいの、町からちょこっと行ったところに一般の人が土地を借りて好きなように果物や野菜、植物を育てることの出来る日本でいう家庭菜園のできような場所があります。
ひとつひとつの庭に、なんだか小人が住んでいそうな小さな家が建っていてその中の一軒にお邪魔しました。
家の中は小さいけれど一通りの家具が揃っていて、”現実逃避したい時にとっておきの場所” なんだとか。そしてこの家具たち、すべて誰かから譲り受けたものなんですって。カフェで働いていたおばあさんのおさがりだったり、セカンドハンドショップの物だったり。右上の旗は余り布から自分で作ったフラッグ。物を長く大切に使うフィンランド人の人柄がよくあらわれてる。
さあ、リンゴ摘みはじめよっか!
今日は日本からのお客さん、Nobu も一緒です。
棒でつっついて木をゆらして、ボトン! ボトンボトン!!てリンゴが落ちてきたら、みんなでそれを集めて。最初はすごく楽しくて夢中になって集めていたんだけど、摘んでも摘んでも上を見上げるとたくさんのリンゴたち。”毎年何キロくらい穫れるの?”と訪ねたら”だいたい100キロくらいかな” だって!
それもそのはず。見てこのたくさんのりんごたち!!
これで今日の分は充分。これでジュースやジャムをつくるんだって。去年作ったジュースをいただいてすごーくおいしかったのを思いだして納得。首都ヘルシンキからこんな近くのところにこんな素敵な場所があったなんて!
リンゴを口に頬張りながら、 とても幸せな1日でした。
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